Concept
明治2年に創業された川口呉服店。高価な絹に変わる唐桟を外国から取り入れるなど常に新しさを取り込れた川越を拠点に創業しました。織物の伝統を守りつつ、「川越唐桟」の革新を生み出した川越に根ざした呉服店がHérite川越の前身です。
歴史ある蔵造りの建物で提供するのは本場フランスで学んだシェフによる本格派フレンチ。和と洋の織り成すここだけの歴史と味をぜひご堪能ください。
川 口 由 紀 夫
プ ロ フ ィ ー ル
京都、東京、フランスで料理人としての経験を積む。
日本では土地の食材を生かす着想でアレンジを加えた郷土料理が評価され、フランスに渡る。南仏、アルザス地方などで地方の特色に根付いた調理法を学んだ後、パリで有名な「ル・ブリストル (Le Bristol)」に就職。7年間働き、そのうちの5年はスーシェフとして店の中軸を務める。2016年にフランス版ミシュランガイドにて三ツ星を獲得。
実家に帰省した際に触れた同郷の友人や地域の人々に触れ、川越の魅力を実感し、再度実家、郷土の味わいを広げられないかと一念発起。昨年オープンしたばかりの店だが、古民家修復とフレンチの異色のコラボは人々の興味をそそり、知る人ぞ知る穴場としても静かな人気を博している。
食材
緑豊かな農村の土地柄から生まれるさつまいもやお茶をはじめとした豊富な食材は古くから城下町川越の発展を支え、今もなお川越の魅力となっています。中でも当店の料理はシェフの選び抜いた選りすぐりの食材が使われています。